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浅田真央 − ホワイトからカラーへ 2008.02.17

いまや国民的スターとなったフィギュアスケートの浅田真央であるが、新作CMは以前の「ふわふわマオマオ」の時の「ホワイト」に続き、今回は「カラー」の世界を展開。
彼女も17歳になり、ぐっと大人になった。しかし相変わらず完璧な「少女」ぶりは健在。もはや絶滅種ともいえる「少女」のイメージを具現化することに成功している。
↓CMが見られます
ネピアカラー (王子製紙)
(画面下にCMとメイキングへのリンクがあります。
メイキングはポスター撮影時の様子や、撮影中の彼女の生き生きした表情が見られます)
メイキング別バージョン
それにしても、このCMとポスターの構成はすごい。今時バリバリのアイドルだってこんな風に撮ってここまでハマる人がどれだけいるか。「少女」と聞いて思い浮かべるイメージをそのまま切り取ったみたいな感じである。
そういう意味では幻想的とすら映るこのCMを見て、浅田真央の持つ圧倒的な「少女性」について考えてみた。
彼女は姉の浅田舞選手とともにフィギュアスケートを5歳からやってきて、学校からそのままリンクへ直行という生活をずっと送ってきていた(現在も高校に在学中だが、1年の殆どをアメリカで過ごしている)。
そのため、学校で友達と話したり遊んだりする機会はあったものの結果的に無菌状態(街へ出て遊んだり俗世間に触れることがほぼ皆無)でここまで育ってきたことになる。そして彼女は「スケート」という一事に今までの人生のほぼ全てを懸けて取り組んで来ている。それが少女性に必須の「凛としたたたずまい」をもたらしているような気がする。
そう考えると、今の彼女を作り出したのはその環境によるものかなり大きいだろう。
ただ、同じようにスケート漬けで成長したと思われる安藤美姫が同じく17歳の頃既にお色気テイストを醸していたのを考えると、彼女自身のキャラクターによるものも無視できない。育成環境と彼女自身の資質が絶妙に融合した結果と見える。なんというか、彼女にはこの年頃の少女が普通持っているような猥雑さというか生々しさといったものがないのだ。ある意味現実味がないくらいに。
今秋葉原あたりに沢山いるメイドさんとか、ロリータまたは萌え系な格好をしている皆さんも目指す(または求められる)ところはやはりその「少女性」ということだと思う。それを理想化した形が彼女のように思えるのだ。
そしてメイドさんやロリータ(または萌え系)さんと決定的に違うところは、その獲得において「無意識」であるということだろう。少女になろうとしていないから、真の少女性を得られるのかなと。
私は女性だし萌え系な趣味は持ち合わせていないけど、彼女を見るたびに「見事だ」といつも思うのだ。「どうやったらこういう風にこの年まで純粋培養できるんだろうか」と。日本的な顔立ちだけど決して「美人」ではない彼女がここまで人を惹きつけるのは、その無意識な少女性に安心するからなんじゃないかと思う。
それにしても彼女は「ふわふわマオマオ」の時よりもきれいになりましたね。あどけなさはまだ残るけど、前のように「子供」という感じはなくなりました。
彼女のフィギュアスケートの演技にもそれは言えることで、まさに真っ白だった彼女がいろいろな技術、表現力を身につけて彩りを増してきた、そういう成長がこのCMにも象徴されているような気がします。
ふわふわマオマオ 2006年5月22日
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