超個人的CM考察気になるCM、面白いCM、はたまたナンじゃこりゃなCMを超個人的視点で挙げています。 意見は人それぞれ、と軽い気持ちでお読み頂ければということで、何卒宜しくお願いします。 http://toramomo0926.ciao.jp

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洗剤CMも時代に追いついた 2008.02.09

テーマ:CMの話題 - ジャンル:テレビ・ラジオ
stylefit
「夜洗いでも、いいじゃない。」
このキャッチコピーで共働き夫婦が夜洗濯し、部屋干しをするCMは結構新鮮だった。なぜなら洗濯洗剤のCMでお約束の「晴天の庭で大量の白いシーツを干すお母さん」の場面がなかったから。
そして今回の新作CMは「母子家庭(多分)バージョン」である。これは画期的だと思う。
ある意味洗剤CMが時代に追いついたと感慨深い。


↓CMが見られます
花王 スタイルフィット 「忙しい夜に・親子」篇
(画面右下の『CM情報はこちら』をクリックし、 「『忙しい夜に・親子』篇」をクリックして下さい)
洗濯洗剤のCMといえば、天気のいい昼間に奥さん(またはお母さん)が庭で洗濯を干して「ほら、真っ白!」と笑う、という図式がアレンジこそ多少それぞれに加えられているものの、基本フォーマットだった。
でも現実は働く奥さん、お母さんが増え、昼間に庭(これもない家庭の方が多いのでは)で洗濯を干す、という図式は必ずしも「基本」ではなくなってきている。あんなに大量のシーツを干す、干せるというのも現実離れしているし(笑)


そこへもってきてこの「スタイルフィット」のCMは、シチュエーションが夜しかありえない。なにしろ「夜洗い用」なのだから。
田辺誠一が出演する「DINKS篇」よりも、この「親子篇」の方がよりリアルである。母子家庭でなくても子供を保育所に預けて働くお母さんは沢山いらっしゃると思うが、洗濯物にも家の中にも父親というか男性の気配が全くないところを見ると、設定は母子家庭なのだろうと推測する。
でも今現在、共働きの夫婦も母子家庭も、それほど珍しいものでもないはずだ。これまでのCMの中にいた「ほら、真っ白!」と微笑むお母さんの方が、もしかしたら既に幻想になりつつあるのかもしれない。


「母子家庭」という言葉は今でも少し寂しい響きがあるが、それでもこのCMでの親子にはそういう暗さは微塵もない。固い愛情で結ばれ楽しそうに暮らす様子は、「夜洗い」を、ひいては「母子家庭」という後ろめたさも吹き飛ばす感じがある。「そんなのもう珍しいことじゃないよね」と。
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